2011年01月10日

日本に飛来するシジュウカラガンが100羽を超えた件について

シジュウカラガンは小型の雁類で、かつて日本に数多く飛来していましたが繁殖地である千島列島にキツネが放され、絶滅したと考えられていました。アメリカのアリューシャン列島で500羽の生き残りが確認され、回復事業の結果2万羽程度まで増加しましたが、日本へ渡る個体群は毎年数羽にとどまっていました。日本雁を保護する会や仙台市八木山動物園では、アメリカから譲り受けたシジュウカラガンを動物園で繁殖させて増やし、かつて繁殖地として使われていた千島列島に放鳥する事業を1995年から行っていました。
その結果、2008年には千島列島のエカルマ島で放鳥されたシジュウカラガンが宮城県大崎市などに飛来しているのが確認され、翌年にはつがいとなって子供をつくり、家族群になって戻ってきました。今年度は、主に大崎市の化女沼をねぐらとして約50羽が確認されています。1月4日の毎日新聞のニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110104-00000077-mailo-l04は、新潟県の福島潟など全国の飛来状況を総括した結果、少なくとも100羽は超えているだろうという結果となったものです。2010年夏には、86羽の新たな放鳥が行われており、今後さらに飛来数が増えるものと期待されています。

気になるのは、シジュウカラガンがねぐらにしている化女沼の環境です。安心してねぐらに利用できるよう、鳥を驚かせたりする行為のないように願っています。
posted by EGASOSAKI at 20:31| 宮城 ☀| Comment(2) | 大崎市のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
化女沼の環境・・・・
確かに心配な側面はありそですね。
Posted by Life In おおさき at 2011年01月11日 17:50
これからどんどんと有名になってくるでしょうからね。経験からすると、秘密にしておく方が、保全のためには良くないと思います。求めるべきなのは、観察者のマナーではなく、人が入りにくい環境をつくることだと思います。
Posted by HIIRAGI at 2011年01月11日 18:17
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