2011年01月18日

蕪栗沼でたくましく冬を生きる魚食性の鳥たち

 冬の寒さがいちばん厳しい1月から2月になると、蕪栗沼の水面はほとんどが凍結してしまいます。渡り鳥たちは、互いに身を寄せ合うように、残されたわずかな水面に集まって過ごします。ハクチョウや草食のカモなど、植物を食べる鳥は、水面が凍結しても地上部に残った植物を食べたり、水田で落ち穂や雑草を食べることができますが、魚食の鳥にとっては、凍結は致命的な影響を与えます。
 そんな中、人間が作った施設を上手に使って冬を乗り切る鳥たちが蕪栗沼にいます。蕪栗沼の白鳥地区にある排水機場の地下水路では、たくさんの鳥が中に入って魚を捕っています。水路からは人間の姿が見えないはずなのですが、地上を歩く振動でも感じるのでしょうか、堤防の上を歩いていくと、水門から次から次へと鳥が飛び出していきます。
 カワアイサのような大きな鳥が10羽以上いたり、ミコアイサやキンクロハジロ、ミミカイツブリなどたくさんの種類の鳥がいちどに入っていたり、最後にはカワセミまで出てくるなど、みんなで仲良く水路を使っているようです。
 地下水路の中には、越冬のためにたくさんの魚が集まってきます。鳥たちは人間が作った施設をしたたかに利用しながら、たくましく生きているようです。
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posted by EGASOSAKI at 22:01| 宮城 ☀| Comment(0) | 蕪栗沼のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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